食らったPKもアレでしたけど、最初の失点が全てかなぁ…。
日本の左サイド深くに侵入されて放たれたクロスボールに対して、近賀選手はほぼゴール正面でボールに触ることができたように見えました。ところがあたかも他の選手からの指示があったのかとも思えるほどの確信的な動作でそのクロスをスルーした結果、右サイドを詰めてきた相手選手にシュートを許してしまいました。
クロスが出た時点では近賀選手は首を振るなどして背後から近づいてくる選手を目視するほどの余裕はなかったでしょうけど、GKや他の選手から適切な指示が出ていたのか、指示はあっても聞こえなかったのか…。なんとも残念な失点でした。
試合開始直後のなでしこの各選手は少々硬く、エンジン全開でかけてこられたプレスに戸惑っていたように見えました。
しかしながら、「逃げ」のようにも映るロングボールの多用は、こうした大きな大会の初戦にあって早い時間帯ではリスクを避ける常套戦術であって、テレビの実況で云われるほどには対応に窮してのものではなかったように思いました。
むしろ、この試合以降に続く強豪との対戦に向けて、ある程度織り込み済みであり、相手が力を入れてきたあの時間帯で実施しておくのがベストだという判断があったのでしょう。それにしてもあまりにも精度は低かったのですが…。
そしてややあって、ニュージーランドの選手が一息ついた頃には落ち着いてボールを回せるようにもなり、連動した動きでゴールに迫ることができました。
それだけに直前まで流れの中でゴールを割られるような気がまったくしなかった時間帯での、あの失点は返す返すも残念でした。
同点に追いついた後、喜ぶ選手に対して佐々木監督が早く戻るように怒鳴っていたのが目に残りました。大野宮間選手がPKを決めた直後と同じく、できるだけ早く試合を再開するように行動するべきだったろうと、私も思いました。勝ち点1では駄目なのですから…。