ボールを支配しながらももたつく…だろうことはこの時期の代表のいかなる試合でも通例なので、そのことは織り込み済みで観ていました。
前半はどこか一本調子で緩急の「緩」がない印象。もちろん、「緩」はあまり好きじゃないのか、前へ前への意思を持っているのが監督なのでしょうが、ピッチの中で選手が判断する局面があってもいいのじゃないかなぁ…。まあ、難しいところですけど。
しかしながら、フィジカルではここ何年かの中ではいちばんよかったです。特に試合終了間際でもちゃんと意図を持った走りができたように見えました。
一方、タイは同点のときとリードされているときとの二様のペースをちゃんと以って戦うことができていました。事前のプラン通りでしょうし、そのためにかなりトレーニングを積んできたことを感じさせるチームでした。まあ、後半は日本の方でも対応しましたけど、つい15年ほど前は日本が勝つのはとても難しいチームでしたし、タイの個々の選手が日本を過度には警戒していないことがよくわかりました。タイのホームでやるときにどうなるのかは、楽しみでもあり、怖くもあり…。
前半に先取点を取った後、すぐに取り返されたところはテレビではよく観えなかったのでなんとも…。川口を含めて皆が油断したとも云うべきなのでしょう。
後半はタイの勝負弱さやゲーム運びの拙さが見えてしまいました。日本だって、あまり他国のことを云えた立場ではありませんが、タフにならないと…。
冬は特に中澤のエースストライカぶりが際立ちます。特に反則を食らったあとの彼は怖い…ことをオマーンやバーレーンの皆さんはわかっているのでしょうなぁ。