時節柄、他の作業をやりながらちらちら見るしかなかったのですが、天皇杯で一番面白いのは準決勝。
この試合にさえ勝てば元日から真剣勝負ができることはモチベーションを高揚させるに十分なのでしょう。さすがに低調なクラブはなく、勝ち残るにはそれだけの理由があることがわかります。
応援もしていたことですし、私の戦前の予想でも広島が勝つだろうと…。プチ「フリューゲルス」といった印象があります。
割と似たようなプレースタイルの両チームですが、終わってみれば、試合開始直後の広島の先制点はかなり効いていたということなのでしょう。
ただ、試合を生で観ている限りは、ガンバも慌てたようには感じられませんでした。それよりも広島の守備意識がとても高くなっていたようでした。あちこちで指摘されていますが、どうしてこんなチームが入れ替え戦でウチに負けたのか…。
ガンバの足元パスとは違って、とにかく広島は細かくパスをつないで走り回っていました。特に2点目は前がかりになったガンバの戻りが遅くなったところをついた美しいゴールでした。
ただ、来季のJ2は試合数が減ったとはいえ、年間42試合。広島がこのサッカーをフルシーズン通して続けられるとは考えにくく、ペースが落ちたところでどれだけ現実的な対応策をとれるかが再昇格への鍵でしょう。
『アサショウリュウ、カエリタイ。ジュニーニョ、カエラナイ。』
…なので、とにかく速い速い試合展開。上のガンバ広島の試合も技術は高くて遅くはないですが、この対戦カードはいまのJリーグで最速だと思います。
小笠原はキレキレでした。岡田武史代表監督が目指すであろう(と私が勝手に想像している)サッカーに彼ほどぴったりする人材はいないのに、どうして彼は召集されないのかよくわかりません。
まあ鹿島のモチベーションが極限にまで高まったら、Jリーグで得点力が一番ある川崎にあれほど攻められてもゴールは割らせないことがよく分かりました。
というわけで、元日決勝は、準決勝に進んだ4クラブの中で一番モチベーションの高い(であろう)鹿島 - 広島ということになりました。
広島としては川崎よりも鹿島の方が難敵だろう…と思いもするのですが、2002年も圧倒的不利という下馬評だった京都が鹿島を破っていますので、まあわかりません。鹿島はそのとき以来の決勝ですか。
最後に、京都のレベルでは苦しいなぁ…と。柳沢、おいでおいで。