うーん、広島。J2の3位相手にならこれでもいけると思われたのか、予想よりも悪い内容です。もっと強いと思ったのに…。
前線のウェズレイは好調時とは程遠い動きでした。彼一人のせいともいえないのですが、最終ラインはとても低く、前線は点を速く取ろうと前のめりになり、中盤が間延びしていました。中盤にボールが収まったときに一呼吸おく感じで、これでは寿人のスピードも活かせず、攻撃に迫力が感じられません。
対するウチはかっちりと守っています。加藤監督の就任以来、貫いてきた非公開練習を貫き、ひとりひとりのやるべきことを徹底していたのでしょう。広島に対するスカウティングも十分な様子で各選手の動きに迷いがありませんでした。
まあ、完全にリアクションサッカーなのですが、こういうプレー方針に割り切れば、加藤監督も含めて指導スキルのある日本人監督はうまいのでしょう。もちろん、代表に就任予定のある岡田氏もそう…。
渡辺大剛がJ2公式戦よりもノビノビとプレーさせてもらっていたように見えました。彼自身の成長もあるでしょうけど、広島の服部も精彩を欠いていました。次戦はもっとマークがきつくなると予想できるので、そうなったときのプレーに注目したいです。
2点放り込んだ田原はすっかり秋冬仕様に入り、動きが夏場とは段違いでした。彼は夏にも公式戦のある日本では損するタイプなのだなぁ…と思いました。
本当は、後半にもう一点取るよりも、相手にアウェイゴールを挙げさせないことが大事だったはずです。相手のアウェイゴールが0と1とでは大きな差です。ところがあまりにもこちらの内容が良すぎて、押し詰まった時間帯でふっと集中力が低くなった瞬間にやられました。サッカーの怖い所でもあるのですが、やはりこういうところを課題とすべきなのでしょう。
第一戦を終えて、広島もさすがに立て直すでしょうし、こっちには油断の入るスキも生じそうでありますから、まだ五分五分だろうと思います。
あと…。中払大介選手、お疲れ様でした。J2もクラブ数が増えるし、移籍市場も例年に無く活発です。現役を続け、活躍されることをお祈りします。