スタメンは「カミカゼシステム」だったそうで、オシム監督も自分で決めておいてよく云うなぁ…と思いました。この命名を思いついたときの氏の表情を観てみたいものだと思いました。
「散華」と化したのがテクニシャン稲本でした。彼の試合中の動きからしてコンディションが整っていないことは多分練習していた頃からわかっておられたであろうと推測できます。おまけに全く慣れないポジションを任されたわけで、かなり気の毒な状況です。
ある意味、これで彼は、アジア杯に帯同することなく、大手を振ってフランクフルトのシーズン前合宿にフル参加することができるわけで、これが日本代表にとっても、彼自身にとっても最善な選択ということなのでしょう。
試合終了後のオシム監督(日本代表)コメント (J's GOAL)
フィジカルで準備が出来ていない選手がいたということです。単純な原因があったわけですから、これは直すのは簡単です
上のようにオシム監督からも稲本をかばった発言があることですし、ここは切り替えて、彼のポジションに人材の不足しているフランクフルトで定位置を確保できるよう頑張って欲しいものです。
また、同じく前半限りの出場となった中田浩二はちょっと微妙な立場にあり、DF のバックアップメンバーとして帯同することになるのかもしれません。
試合内容については既にあちらこちらで書かれている通り、前半コロンビア・後半日本ということなのだと思います。
前半はコロンビアの速いパス回しに中盤のプレスが少しずつ遅れ、ボールを奪取することはできませんでした。ただ、しつこく追いかけていたため、中澤・阿部の両 CB は的確なポジションを取ることができ、これでなんとかコロンビアの攻撃をしのぐことができました。まあ、失点していてもおかしくはなかったのですが…。
逆に後半はコロンビアの運動量がやや落ちた一方、羽生・今野の投入によって日本の運動量が上がり、この差によってスペースを突く攻撃ができました。このようなゲームバランスの移動は観ていてとてもわかりやすかったです。
と云っても、堅守で鳴るコロンビアのゴールを割ることはできませんでした。唯一のチャンスは流れるようなバイタルエリアでのパス交換から中村憲剛のシュートまで持っていけた場面でした。でも、やっぱり彼は不調なのでしょう。以前はあの程度の距離のダッシュの後でも余裕を残してシュートに入っていたように記憶しています。
高原が集中して削られたのはその前に交錯して負傷退場したコロンビアの選手の怪我が思ったよりも大きかったからでしょう。高原が悪いわけではないのですが、ああなるとやっぱり狙われますね。高原に怪我が無くてよかったです。