『声を慎めよ、大熊。』(参考)
最近では小学生のサッカーでも、プレーの判断を規制するような声かけは避けるような方向にあります。若干、オシム監督に阿っているような印象も受けたりしますので、『サンキュー、サカタ』のような気の効いた励まし系の声かけに貴重な資源(=胴間声)を使っていただきたいものです。
キックオフ直後のサウジアラビアの各選手は体がよく切れているように見えた一方、日本の各選手の走り方は少し腰が落ち気味に見えました。
15分ぐらいまでは、サウジの早い寄せに戸惑いっぱなしでボールをあっさり失うシーンが多発していました。選手もこの時間帯の自分のプレー内容を思い返せないのではないかと思うぐらい浮ついていました。まあ、この時間帯で大熊が怒鳴るのもわかります(笑)
この時間帯が過ぎて、ひと汗流れた頃から徐々に落ち着きを取り戻すとともに、体も動くようになり、鋭くゴール前に迫ることができていました。ただ、やや攻撃の形が単調に見えたし、PA前での連携ももう少し向上できる余地があると思いました。ですから伸びシロはまだありそうです。
オシム監督も嘆いていたのですが、自陣で相手からボールを奪った後、相手PA内に届くほどのロングボールを放り込んでボールを失うシーンがありましたが、あれはどういう意図だったのか? 確かにサウジの寄せは早いので自陣内でボールを失うよりはマシという選択なのかもしれませんが、それだけ味方同士の連携が醸成されていない証拠なのかもしれません。
結局、最小失点で負けてしまったわけですが、負けたことよりも無得点に抑えられたことが残念でした。特に田中が得点するのがチームとして盛り上がるように思うので、まず1点だけでももぎ取って欲しかったものです。
この中東遠征二試合は最悪の状態で臨むわけで、最初からイエメンから勝ち点を取ることが目標と割り切れます。ホームでのイエメンはサウジよりも戦いにくい相手ですが、腹を括って立ち上がりから思い切った攻撃を期待しています。フワフワした試合の入り方だけは避けて欲しいものです。