センター試験「うっかり受験生」を23年間救済(読売新聞)
私は全国一斉に行うこの手の入学試験に先立つ施行テストを受験した世代であって、この試験を真剣に受験した経験はありません。
施行テストの経験などもう忘れてしまったので、どんなことを書かなければならないのか、ちょっと調べてみました。
右は今年の英語のヒアリング試験の回答用紙から抜粋した受験者が記入する欄です。
科目によっては外観は違うのかもしれませんが、受験番号・受験番号相当のマークシート・氏名・フリガナ・試験場コードと5つの欄を埋めなければなりません。
ふーむ、試験場コードは余計な気もしますが、逆にこれによって表記の救済措置が楽になる側面もあったりするのかもしれません。
受験生はこの作業を2日間にわたって何回か繰り返し、誤記の程度はさまざまでしょうけど、0.2%が誤記をするということです。
0.2%という数字をどう感じるかも難しいところです。それほど高い数字じゃないような気がします。
入試が「競争」だとすると、必要な項目を書けなかったものには「競争」への参加資格が与えられないとするのは正しいです。
一方で、入試が「大学が入学者を選択するための手段」だとすると、各大学にしてみれば、必要項目の誤記はそれとして、試験の内容も合否判断の対象にしてみたいと思うのも無理からぬところがあります。
これは推測ですが…。
施行後5年を経過した時点で総括してみたところ、二次試験で満点近い成績を出した受験生の同じ科目の共通テストの成績が表記の理由で0点だった…などいう事例が結構あったのではないのでしょうか。
妥当な落としどころとしては、「救済措置」そのものはそれとして、「救済」したことがわかるような項目をつけて大学に通知し、合否の判断は各大学で…ということでいいんじゃないでしょうかね。
というか、既にそうなっているのかもしれません。